映画に登場する椅子特集
映画の中で印象的なシーンには、魅力的なインテリアや家具が欠かせません。その中でも、椅子はキャラクターの個性や物語の雰囲気を象徴するアイテムとしてしばしば登場します。この記事では、そんな映画の世界をお家に取り入れるための、名作に登場するアイコニックな椅子を厳選してご紹介します。これらの椅子を自宅に置くことで、まるで映画のワンシーンにいるかのような特別な空間を演出してみませんか?
1,ブレードランナー2049
あらすじ
人造人間レプリカントと捜査官ブレードランナーの戦いを描いた近未来SF『ブレードランナー』の続編。前作の30年後の2049年を舞台に、人間とレプリカントとの対立や迫りくる世界の危機を描く。ハリソン・フォードがブレードランナーのリック・デッカード役で続投し、新たに登場するブレードランナー“K”をライアン・ゴズリングが演じる。
2049年、レプリカントが労働力として製造され、人間社会と危うい共存関係を保っていた。レプリカントを取り締まるブレードランナー“K”は、レプリカントの開発に力を注ぐウォレス社の巨大な陰謀を知る。やがて“K”は鍵を握る男、デッカードと対面し…
シーン
そんな『ブレードランナー2049』の中で、Kがラブを追うシーンには、ピエール・ポランがデザインしたリボンチェアが登場します。この椅子は、リボンをモチーフにした有機的なフォルムが特徴で、その独特な形状が未来的な雰囲気をさらに引き立てています。名前の通り、リボンのようにも見えますし、見る角度によってはクチビルのようにも見えるこのチェアは、映画の中でラブがネイルを楽しむ時に使用されています。
椅子概要
ピエール・ポランのデザインの特徴は、何かをモチーフにしたフォルムを生み出す点にあり、これまでにもタンチェアやオレンジスライス、パンプキンなど、さまざまなユニークな形状のチェアを手がけてきました。その中でも、リボンチェアはその走りともいえる存在です。自宅にこのリボンチェアを取り入れることで、『ブレードランナー2049』の世界観を感じさせる、未来的でスタイリッシュな空間を作り上げることができるでしょう。
2,アイアンマン
あらすじ
軍事会社社長で発明家でもある男は、視察先でテロリストの襲撃に遭い、胸に大怪我を負う。自社兵器がテロに悪用されていることを知った彼は、囚われの身となっている間に戦闘機能を持つパワードスーツを開発。それを装着して脱出し、テロ組織に立ち向かう。
シーン
マーベルのヒーロー映画『アイアンマン』で、トニー・スタークが住む豪邸は、彼のスタイリッシュなライフスタイルを反映したデザインで満たされています。その中でも、象徴的な存在として登場するのが、イームズラウンジチェア&オットマンです。この椅子は、映画の中でトニーがくつろぐシーンで使用されており、彼の洗練されたセンスを象徴するアイテムの一つです。
椅子概要
イームズラウンジチェア&オットマンは、チャールズ&レイ・イームズによってデザインされ、快適さとエレガンスを兼ね備えた名作家具として知られています。その滑らかな曲線と上質な素材が組み合わさり、トニー・スタークの豪華な邸宅にぴったりの家具となっています。映画ファンの方々にとって、この椅子を自宅に取り入れることで、『アイアンマン』のようなラグジュアリーな空間を演出することができるでしょう。
3,キューティ・ブロンド
あらすじ
ベルエア育ちのエル・ウッズは、美容とファッションにかけては超イケてる天然ブロンド娘。しかし、政治家志望のボーイフレンド、ワーナーから「ブロンドすぎて議員の妻向きじゃない」とあっさり振られてしまいます。ショックを受けたエルですが、持ち前のポジティブ思考を発揮し、彼を追いかけるために猛勉強を開始。見事、名門ハーバード大学の法学部に合格します。彼のハートを取り戻すために知的な女性に変身しようとするエル。しかし、東海岸の質実剛健な文化や、意地悪な教授やクラスメートとの対立など、さまざまな困難が彼女を待ち受けています。エルはその中で、持ち前の明るさと個性を武器に、新たな道を切り開いていくのです。
シーン
『キューティ・ブロンド』の主人公エル・ウッズは、美容とファッションにかけては超イケてる、ベルエア育ちの天然ブロンド娘。そんなエルが、名門ハーバード大学の法学部に合格し、彼女のカラフルでスタイリッシュな大学寮で使われているのが、エーロ・サーリネンのウームチェアです。
椅子概要
ウームチェアは、その名前の通り、まるで子宮に包まれているような安心感を与えるデザインが特徴で、エルのポジティブでエネルギッシュなライフスタイルにぴったりです。エルは政治家志望のボーイフレンドを追いかけてハーバードに合格し、知的な女性に変身しようと努力しますが、東海岸の質実剛健な考え方や習慣とことごとく対立します。そんな中、彼女が自身を保つための快適な空間を作り出すために、ウームチェアが一役買っています。
4,マイ・インターン
あらすじ
映画『マイ・インターン』では、ファッション通販サイトを起業し、若くして成功を収めた女性社長ジェールズが登場します。彼女の会社に、シニア・インターン制度によって70歳の男性が新人として採用されるところから物語が始まります。最初は社内で浮いていた彼ですが、その穏やかな人柄によって次第に皆と信頼関係を築いていきます。
シーン
映画『マイ・インターン』で、ジェールズのオフィスに置かれているのが、フィリップ・スタルクがデザインしたルイ・ゴーストチェアです。この椅子は、ジェールズのデスク前に配置されており、彼女のスタイリッシュで現代的なセンスを象徴するアイテムとして登場します。
椅子概要
ルイ・ゴーストチェアは、ルイ15世スタイルの椅子を透明色とオパック色のポリカーボネート樹脂で再現したもので、その独特なデザインがオフィスの洗練された雰囲気を引き立てています。バロックスタイルを現代風にアレンジしたこの椅子は、見た目の透明な儚いイメージとは裏腹に、非常に耐久性が高く、屋外でも使用できるほどの強度を持ちます。
5,クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲
あらすじ
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』は、春日部に突如誕生した「20世紀博」が舞台です。このテーマパークは、ひろしやみさえたちが育った70年代のテレビ番組や映画、そして暮らしなどを再現した、懐かしい世界に浸れる場所。しかし、大人たちは夢の世界に熱中し、やがて街から姿を消してしまいます。
シーン
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』で、悪役であるケンとチャコが待つ部屋に置かれているのが、この印象的なボッカソファアンリミテッドです。真っ赤なリップの形をしたこのソファは、彼らの個性を象徴するかのように、部屋全体に強烈なインパクトを与えています。
椅子概要
「ボッカソファ」は遊び心とシリアスなデザインが見事に融合したデザインクラシックとして語り継がれています。
そのアーティスティックな背景とは裏腹に、優れた機能性を備えており、非常に快適で、お手入れが簡単なポリウレタンでコーティングされ、クロームメッキのスチール製の内部フレームが堅固さと品質を与えています。
会話も弾みそうなこのソファは、そのデザインで大胆な個性を表現しています。