結末まで目が離せないどんでん返し映画5選
観客の心を捉え、最後の一瞬まで予想を裏切り続ける映画は、映画鑑賞の醍醐味の一つです。伏線が巧妙に仕込まれ、最終的に驚きのどんでん返しで結末が明かされる映画は、観る者を感動させます。ここでは、そんな「どんでん返し」のある映画を5つの映画を紹介します。
1.アイデンティティー- 2003
映画概要
豪雨に見舞われた孤立無援のモーテル。このモーテルに偶然集まった10人の宿泊客たち。一人、また一人と命を落としていく中、生き残った者たちは真実を求めて謎を解き明かそうとしますが、物語の核心に迫るにつれ、予想もしない真実が明らかになります。
登場人物たちの関係性と過去の秘密を巧みに絡めながら、提示される謎と伏線が終盤に向けて見事に回収され、観客は主人公たちと共に真実を知ることになります。この映画は、最後まで油断できない緊張感と、結末に至るまでの巧妙な物語構成で、観る者を完全に虜にします。
タイトル | アイデンティティー |
公開年 | 2003年 |
国 | アメリカ |
上映時間 | 90分 |
ジャンル | サスペンス |
2.メメント - 2000
映画概要
クリストファー・ノーラン監督によるこの心理スリラーは、短期記憶喪失に苦しむレナードの復讐劇を描いています。レナードは妻の殺害犯を追い求めますが、彼の記憶はわずか数分でリセットされてしまうため、情報を体にタトゥーとして刻み、ポラロイド写真にメモを残しながら犯人探しを続けます。
「メメント」の最大の魅力は、物語が逆順で語られる独特の構造にあります。観客はレナードの断片化された記憶をたどることで物語を組み立てていきますが、映画のクライマックスに向けて徐々に明かされる真実は、全てのピースを一変させる衝撃的などんでん返しを含んでいます。
タイトル | メメント |
公開年 | 2000年 |
国 | アメリカ |
上映時間 | 113分 |
ジャンル | サスペンス・スリラー |
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3. シャッター アイランド - 2010
映画概要
ボストンの沖合に浮かぶ孤島シャッターアイランドにある精神を患った犯罪者を収容するアッシュクリフ病院。ある日、レイチェルという女性患者がその病院で姿を消してしまう。連邦保安官のテディは捜査のため島を訪れるが、彼には別の目的があった。
「シャッター アイランド」の魅力は、徐々に明らかになる病院の秘密と、テディ自身の過去に隠された謎にあります。映画は緊迫した雰囲気と予測不能な展開で観客を引き込みますが、クライマックスにおけるどんでん返しは、すべての疑問と謎が一気に解き明かされる圧巻の展開を迎えます。
タイトル | シャッター アイランド |
公開年 | 2010年 |
国 | アメリカ |
上映時間 | 138分 |
ジャンル | ミステリー・スリラー |
4. シックス・センス - 1999
映画概要
かつて担当していた患者に銃で撃たれた高名な精神科医の男性。彼は複雑な症状を抱えた少年の治療に取り掛かる。少年には特殊な第6感があり、その能力のためにいじめられたり、恐怖におののいたりしていた。精神科医は自身の夫婦関係を修復できずにいたが、少年を治療しながら自らの心にも安息を見いだしていくが。
「シックスセンス」は、その終盤に明かされるどんでん返しで世界中を驚かせました。映画のクライマックスにおいて、一見無関係に思われた要素が絶妙に結びつき、その驚きのどんでん返しは多くの観客に深い感動を与えました。このどんでん返しは、観客に強烈な印象を残し、2度目に観た時、物語に対する全く新しい視点を提供します。
タイトル | シックス・センス |
公開年 | 1999年 |
国 | アメリカ |
上映時間 | 107分 |
ジャンル | ミステリー・ホラー |
4. ファイトクラブ - 1999
映画概要
デヴィッド・フィンチャー監督によるこの衝撃的なドラマは、不眠症に悩む主人公(エドワード・ノートン演じる)が、カリスマ的な石鹸販売員タイラー・ダーデン(ブラッド・ピット演じる)と出会い、地下のファイトクラブを始めることで自己実現を図ろうとする物語です。彼らの行動はやがて予想もしない方向へと進展し、彼らが作り出した秘密のクラブは、現代社会の様々な問題に挑戦する運動へと発展していきます。
映画が進むにつれて、観客は二人の間に生じる緊張と、彼らが推進する運動の真の意味について考えさせられます。しかし、クライマックスで明らかになる衝撃的などんでん返しは、物語全体を見る視点を一変させ、観客を驚愕させます。
タイトル | ファイトクラブ |
公開年 | 1999年 |
国 | アメリカ |
上映時間 | 139分 |
ジャンル | アクション・ドラマ |