中学生におすすめ!夏休みに観たい、夢中になる大切さを知れる映画特集『THE FIRST SLAM DUNK』ほか

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夢中になる大切さを教える映画3選

夏休みは、普段の忙しい学校生活から少し離れて、自由な時間をたくさん過ごせる特別な期間です。この時期は、自分の好きなことに夢中になって取り組む絶好のチャンスでもあります。中学生の皆さんにとって、何かに没頭する経験は、今後の成長や将来の選択に大きな影響を与えるものです。

今回ご紹介するのは、そんな「夢中になることの大切さ」を教えてくれる映画3作品です。どの作品も、主人公たちが自分の目標や夢に向かって全力で挑戦する姿を描いており、観る者に強いインスピレーションを与えてくれます。夏休みの間にこれらの映画を観て、自分自身の目標や夢に向かって一歩を踏み出すきっかけにしてみてください。

1,自分の道を切り開く力

遠い空の向こうに (October Sky)

あらすじ

『遠い空の向こうに』は、実話を基にした感動的なドラマで、夢を追いかける若者の姿を描いた映画です。物語の主人公は、ウェストバージニア州の小さな炭鉱町で育った高校生、ホーマー・ヒッカム。彼は、炭鉱で働く父親や周囲から、将来は炭鉱夫になることを当然のように期待されていました。しかし、1957年にソ連が打ち上げた人工衛星スプートニクを見たホーマーは、ロケットに魅了され、自分もロケットを作りたいという夢を抱きます。

ホーマーは、仲間たちと共にロケット作りに没頭しますが、資金や技術の不足、さらには家族や地域社会からの反対など、数々の困難に直面します。それでも彼は諦めずに努力を重ね、物理教師のミス・ライリーの支えも受けながら、試行錯誤を繰り返します。彼らの奮闘は、やがて周囲の人々を巻き込み、最終的には地域の誇りとなる成果を上げていきます。

タイトル遠い空の向こうに
公開年1999年
アメリカ
時間108分
ジャンルドラマ・伝記
配信サービス配信状況
U-next⚪︎
NETFLIX×
Amazonプライムビデオ×
hulu×

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※動画の配信情報は2024年8月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービスの公式サイトでご確認ください。

『遠い空の向こうに』は、夢を持つことの大切さ、そしてその夢を追い求めるためには、諦めずに努力し続けることが重要であるというメッセージを強く伝えています。ホーマーが直面する現実的な問題や、家族との葛藤を乗り越える姿は、観る者に強い感動と勇気を与えます。また、彼が最終的にNASAのエンジニアとして成功するという実話がベースになっているため、夢を持つことの可能性を強く感じさせる映画です。

この映画は、中学生にとって、目標に向かって努力することの価値や、自分の道を切り開く力を信じることの大切さを教えてくれる一作です。ホーマーの姿を通じて、どんな困難に直面しても夢を追い続けることができるという希望を感じ取ってほしいと思います。

2,夢中になることの楽しさ

レディ・プレイヤー1 (Ready Player One)

あらすじ

『レディ・プレイヤー1』は、スティーブン・スピルバーグ監督によるSFアクション映画で、仮想現実の世界「オアシス」を舞台にした壮大な冒険物語です。2045年の未来、人々は現実の厳しさから逃れるために、オアシスという仮想現実の世界に没頭しています。この世界では、誰もが自分の理想の姿になり、無限の可能性を追求することができます。

主人公のウェイド・ワッツは、現実世界では孤独で貧しい生活を送る17歳の少年ですが、オアシスの中では一流のゲーマー「パーシヴァル」として活躍しています。オアシスの創設者であるジェームズ・ハリデーが亡くなった際、彼は自身の莫大な遺産をオアシスの中に隠された「イースターエッグ」を見つけた者に譲るという遺言を残しました。この「エッグハント」を巡って、ウェイドをはじめとするゲーマーたちは、壮絶な冒険に身を投じることになります。

タイトルレディ・プレイヤー1
公開年2018年
アメリカ
時間140分
ジャンルアドベンチャー・SF
配信サービス配信状況
U-next⚪︎
NETFLIX×
Amazonプライムビデオ⚪︎
hulu⚪︎

※動画の配信情報は2024年8月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービスの公式サイトでご確認ください。

『レディ・プレイヤー1』は、夢中になることの楽しさや、仲間との絆、そして現実に立ち向かう勇気を教えてくれる作品です。ウェイドがオアシスに夢中になることで得られる成長と、仲間たちとの友情は、観る者に強いインスピレーションを与えます。また、映画には80年代のポップカルチャーやゲームに関するオマージュが多数散りばめられており、ゲームや映画が好きな人には特に楽しめる要素が満載です。

中学生にとって、この映画は自分の好きなことに全力で取り組むことの大切さを感じさせると同時に、現実世界での人間関係や自己成長の重要性についても考えさせられる一作です。ウェイドの冒険を通じて、夢中になることがもたらす喜びと、それが現実に与える影響をぜひ感じ取ってください。

3,弱さに向き合い、それを乗り越える勇気

THE FIRST SLAM DUNK

あらすじ

『THE FIRST SLAM DUNK』は、井上雄彦の伝説的なバスケットボール漫画「SLAM DUNK」を原作とし、インターハイでの湘北高校対山王工業高校の試合を中心に描かれるアニメ映画です。この映画は、ただのスポーツ映画ではなく、主人公たちの個人的な葛藤や成長を深く描いた感動的な物語でもあります。

物語の軸となるのは、神奈川県立湘北高校バスケットボールチームのポイントガード(PG)である宮城リョータの視点です。湘北高校は、インターハイで全国の強豪校である秋田県立山王工業高校と対戦します。この試合は、SLAM DUNKファンの間でも伝説的な名勝負として知られており、映画でもその緊迫感と迫力が余すところなく再現されています。

リョータは、幼少期に兄である宮城ソータを亡くした過去を抱えています。ソータはリョータにとって憧れの存在であり、彼の死はリョータに深い喪失感を与えました。この喪失感から、リョータは家族との関係がうまくいかず、学校生活でも孤立してしまいます。しかし、兄との唯一のつながりであったバスケットボールだけは、リョータにとってかけがえのないものとして残りました。バスケットボールを通じて、彼は自分自身を見つめ直し、人生の意味を探し続けています。

タイトルTHE FIRST SLAM DUNK
公開年2022年
日本
時間124分
ジャンル青春・アニメ・スポーツ

※動画の配信情報は2024年8月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービスの公式サイトでご確認ください。

『THE FIRST SLAM DUNK』では、リョータが湘北高校のチームメイトとともに、ついに山王工業との決戦に挑む姿が描かれます。試合の緊迫感あふれる描写とともに、リョータの過去や彼が背負ってきた苦悩が鮮明に映し出されます。試合の中で彼は、自身のトラウマと向き合い、兄の死を乗り越えるために奮闘します。この試合は、彼にとって単なる勝敗を争う場ではなく、過去の自分を超え、新たな自分を見つけるための戦いでもあります。

また、映画は他のキャラクターたちの視点からもこの試合を描き、彼らが持つ個々の背景や葛藤も丁寧に描写されています。湘北高校の問題児たちが一丸となって山王工業という巨大な壁に立ち向かう姿は、観る者に大きな感動を与えます。彼らがチームとして成長し、個々の弱さを乗り越えながら戦う姿は、スポーツの持つ力や、何かに夢中になることの素晴らしさを強く訴えかけます。

『THE FIRST SLAM DUNK』は、スポーツを通じて描かれる友情、努力、そして自己超越の物語です。特に、宮城リョータが過去のトラウマを乗り越え、チームの仲間とともに未来を切り開いていく姿は、観る者に深い感動をもたらします。中学生にとって、この映画は、何かに夢中になることの大切さや、自分の弱さに向き合い、それを乗り越える勇気を学ぶ絶好の機会となるでしょう。

まとめ

今回ご紹介した3つの映画、『遠い空の向こうに』、『レディ・プレイヤー1』、そして『THE FIRST SLAM DUNK』は、それぞれ異なる舞台や時代背景を持ちながらも、共通して「夢中になること」の素晴らしさと、その過程での自己成長や仲間との絆を描いています。主人公たちが直面する困難や葛藤、そしてそれを乗り越えるための情熱と努力は、中学生の皆さんにとって大きなインスピレーションとなるでしょう。

夏休みという特別な期間を利用して、これらの映画を観てみることで、自分自身の夢や目標について深く考えるきっかけになるかもしれません。何かに全力で打ち込むことで得られる喜びや達成感、そして仲間との深い絆は、これからの人生においても貴重な財産となるはずです。

ぜひ、この夏休みにこれらの映画を鑑賞し、夢中になることの大切さや素晴らしさを感じ取ってください。それが、皆さんの未来への大きな一歩となることを心から願っています。

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