アトラクションの題材になっている映画(クリッターカントリー・ファンタジーランド編)
ディズニーランドは、ディズニー・ピクサー映画の世界を体験できる場所です。そのアトラクションには、多くのディズニー・ピクサー映画がモチーフになっており、それらの映画を観ることで、ディズニーランドでの体験がさらに豊かなものになります。東京ディズニーランドをエリアごとに分け、それぞれのアトラクションに対応する映画を紹介します。
クリッターカントリー
森や自然をテーマにした、動物たちが暮らす想像上の郷です。このエリアは、豊かな自然と野生の生き物が織りなす物語に焦点を当てており、訪れる人々には冒険心をくすぐる体験を提供します。緑豊かな景観、水辺のアトラクション、そして木々に囲まれた小道を歩きながら、ゲストは日常を忘れ、野生の世界へと誘われます。
スプラッシュ・マウンテン
スプラッシュ・マウンテンは、『南部の唄』登場するブレア・ラビットの冒険をベースにしています。ブレア・ラビットが遭遇する興奮と危険な水上の冒険を通じて体験することができるアトラクションです。
映画のあらすじ:
賢くて冒険好きなブレア・ラビットが、彼を捕まえようとするブレア・フォックスとブレア・ベアから逃れるための巧みな策を巡る冒険を描いています。ブレア・ラビットは、彼の知恵と機知に富んだ行動で多くの困難を乗り越えます。
ファンタジーランド
東京ディズニーランドの中心に位置する、夢と魔法の世界です。このエリアは、ディズニー映画に登場するおとぎ話やファンタジーが現実になる場所として設計されています。古典的なディズニーの物語からインスピレーションを得たアトラクション、キャラクターたちとの出会い、そして魔法に満ちたパフォーマンスが訪れるすべての人々を魅了します。
アリスのティーパーティー
『不思議の国のアリス』の帽子屋のティーパーティーのシーンを再現しています。カラフルで回転するティーカップに乗り、アリスの不思議の国での魔法のような体験を楽しむことができます。
映画のあらすじ:
好奇心旺盛な少女アリスが追いかけた白ウサギ。その先にあったのは、言葉を話す猫、時間にうるさい帽子屋、そして一筋縄ではいかないクイーン。アリスの冒険は、変幻自在の世界を舞台に、予測不可能な出来事の連続です。
スピンオフ映画・関連作品
- 『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)
- ティム・バートン監督によるこの映画は、伝統的な『不思議の国のアリス』の物語に新たな解釈を加えています。アリスが19歳の若い女性として再び不思議の国を訪れるストーリーで、彼女は不思議の国を救うための旅に出ます。
- 『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(2016年)
- 『アリス・イン・ワンダーランド』の続編であり、アリスが鏡を通じて再び不思議の国に戻り、時間を操る能力を持つ新たなキャラクターと出会い、友人たちを救うために冒険を繰り広げます。
白雪姫と七人のこびと
『白雪姫』の物語を追体験することができるアトラクションです。白雪姫とこびとたちの家を訪れ、女王の魔法に対抗する白雪姫の勇気を目の当たりにします。
映画のあらすじ:
絶世の美しさを持つ白雪姫は、嫉妬深い女王によって命を狙われます。運命の導きにより、森で出会った七人のこびとと共に新たな人生を歩み始める白雪姫。しかし、女王の追手は容赦なく、真の愛によってのみ打ち勝つことができます。
スピンオフ映画・関連作品
- 『スノーホワイト』(2012年)
- この映画は、伝統的な『白雪姫』の物語にダークなひねりを加えた作品です。戦士としての白雪姫が、邪悪な女王との戦いに挑む姿を描いています。
- 『白雪姫と鏡の女王』(2012年)
- 『白雪姫』の物語をコミカルでファンタジックな視点から描いた映画で、白雪姫が自身の王国を取り戻すために奮闘する姿が描かれています。映画はビジュアル面でも独特で、華やかな衣装やセットが特徴です。
- 『スノーホワイト/氷の王国』(2016年)
- これらの作品は、白雪姫の物語をベースにしたアクションとファンタジーが融合した映画で、特に女王との対立や、白雪姫と女王の間の関係に新たな視点を提供しています。
シンデレラのフェアリーテイル・ホール
シンデレラ城内にあるこの展示では、『シンデレラ』の物語が紹介されています。城の内部を探索しながら、シンデレラの夢が叶う瞬間を体験することができます。
映画のあらすじ:
辛い日々を過ごすシンデレラに訪れた一夜限りの魔法。王子様の舞踏会での出会いは彼女の運命を一変させますが、魔法は真夜中の12時に解けてしまいます。失われたガラスの靴が二人を再び結びつける鍵となるのです。
スピンオフ映画・関連作品
- 『シンデレラ』(2015年)
- ディズニーによる実写版『シンデレラ』で、ケネス・ブラナーが監督を務めました。この映画は、古典的な物語に忠実でありながら、シンデレラと王子の背景に深みを加えることで、新鮮な視点を提供しています。
- 『エバー・アフター』(1998年)
- この映画は、『シンデレラ』の物語をリアリスティックで歴史的なコンテキストで再解釈しています。魔法の要素を排除し、シンデレラの物語を一人の女性の成長と自立の物語として描いています。
- 『シンデレラ・ストーリー』(2004年)
- 現代の高校を舞台にしたこのロマンティック・コメディは、『シンデレラ』の物語をモダンなティーンエイジャーの視点から描いています。電子メールが重要な役割を果たし、身元が明かされないままのオンラインの友情が展開されます。
- 『シンデレラ』(2021年)
- カミラ・カベロが主演するこのミュージカル映画は、『シンデレラ』の物語に現代的なひねりを加えています。シンデレラがファッションデザイナーを夢見る若い女性として描かれ、彼女の自立と夢を追求する姿が強調されています。
- 『シンデレラIII 戻された時計の針』(2007年)
- このディズニーのアニメーション映画は、『シンデレラ』の続編として、もしシンデレラと王子が簡単には幸せになれなかったらという仮定の物語を展開します。魔法と冒険が再び彼らの運命を大きく変えます。
ピーターパン空の旅
ピーターパンと一緒にネバーランドへ飛び立ちます。このアトラクションでは、空を飛ぶ船に乗り、『ピーターパン』の冒険を体験するアトラクションです。
映画のあらすじ:
永遠の少年ピーターパンは、ウェンディとその兄弟たちをネバーランドへと誘います。そこは海賊との戦い、妖精との友情、そして夢の中でしか見たことのない冒険が待ち受ける場所。ピーターパンとの旅は、子供たちにとって忘れがたい記憶となります。
スピンオフ映画・関連作品
- 『フック』(1991年)
- スティーヴン・スピルバーグ監督によるこの映画は、成長したピーターパン(ピーター・バニング)が中心の物語です。ピーターは弁護士としての忙しい日々の中で冒険を忘れてしまっていますが、キャプテン・フックに子供たちを誘拐されたことから、ネバーランドへ戻ることになります。
- 『PAN ネバーランド、夢のはじまり』(2015年)
- ピーターパンのオリジンストーリーを描いたこの映画は、ピーターがどのようにしてネバーランドに来たのか、そしてピーターとフックがどのようにして敵対することになったのかを探ります。若き日のピーターパンとフックの友情が描かれています。
- 『ピーター・パンとウェンディ』(2023年)
- 大人になりたくない少年ピーター・パンと、ロンドンに住む少女ウェンディとその弟たちが夢の国ネバーランドで繰り広げる冒険を、ピーター・パンとフック船長の秘められた過去や、子どもと大人の間で揺れるウェンディの成長など、新たな視点も盛り込みながら描かれています。
- 『ネバーランド』(2011年)
- ミニシリーズで、ピーターパンの物語に新たな視点を加えた作品です。ネバーランドの秘密やピーターパンが不老不死の少年となるまでの物語が展開されます。
空飛ぶダンボ
『ダンボ』の形をした乗り物に乗り込み、空中を飛び回る体験を楽しめるアトラクションです。ダンボの背中に座って、上昇や下降をコントロールすることができます。これにより、自分でダンボを操縦しているような感覚を味わうことができます。
映画のあらすじ:
耳が大きすぎることで困難に直面する小さな象のダンボ。しかし、彼の大きな耳が実は特別な才能であることを発見し、サーカスのスターへと成長していきます。ダンボの物語は、自分自身を受け入れ、個性を力に変える勇気を教えてくれます。
関連作品
- 『ダンボ』(2019年)
- ティム・バートン監督による実写版『ダンボ』は、1941年のオリジナルアニメーション映画を基にしながらも、新たなキャラクターやストーリーラインを加えて現代的な視点から物語を再構築しています。この映画では、ダンボがサーカス団とともに大きな挑戦に立ち向かい、自分の能力を受け入れていく過程が描かれています。家族の絆、友情、そして自己受容のテーマが強調されており、視覚的にも魅力的な作品に仕上がっています。
ホーンテッドマンション
ホーンテッドマンションは、訪れるゲストを999体の幽霊が住む豪華で不気味な屋敷へと招待します。このアトラクションでは、オムニムーバーと呼ばれる乗り物に乗って、屋敷内を探検することになります。途中で様々な幽霊や超自然的な現象に遭遇し、独特なストーリーが展開されます。また、アトラクションを基に『ホーンテッドマンション』(2003年)が作られました
映画のあらすじ:
ジム(エディ・マーフィ)は、妻サラと不動産業を共同経営する実業家。ある日、サラの元に「屋敷を売りたい」という電話が入る。指定された商談日は久し振りの家族旅行出発の日。旅行を優先させようとするサラとは反対に、ジムは人生最大のビジネスチャンスだと息巻いて、子供たちも連れてその屋敷へ向かう。しかし、この商談の裏には、売り主が長年願い続けた目的が。不気味にそびえたつ荘厳な大豪邸の扉の向こうには、999人のゴーストと、想像を絶する不思議な体験が待ち受けているのであった。
関連作品
- 『ホーンテッドマンション』(2023年)
- 医師でシングルマザーのギャビーは、ニューオーリンズの奥深くにある館を破格の条件で手に入れ、9 歳の息子のトラヴィスと共に引っ越してきた。しかし、この館は何かがおかしい…。この豪華すぎるマイホームで、2人は想像を絶する怪奇現象に何度も遭遇する。彼らを救うため、神父、超常現象専門家、霊媒師、歴史学者の、かなりクセの強い心霊エキスパートたちに助けを求めることに。だが、このエキスパートたちもワケアリのメンバーで…。館に住む 999 人の風変わりなゴーストたちと、仕掛けられた数々のトリック。不気味な体験を通して、メンバーたちは遂に館に隠された悲劇的な真実に気づき始めるのだった…。
ピノキオの冒険旅行
『ピノキオの冒険旅行』は、木彫りの人形ピノキオが真の少年になるための旅を体験できるライドアトラクションです。映画『ピノキオ』の冒険を体験し、善と悪の選択、友情と勇気の重要性を学びます。ジェペットおじいさん、フィガロ、ジミニー・クリケットなど、映画で愛されたキャラクターたちも登場し魅力的な物語世界への旅を体験できます。
映画のあらすじ:
木彫りの人形ピノキオが真の少年になるための冒険を描いた、アニメーション映画です。ジェペットおじいさんによって作られたピノキオは、心を持ち、生きたいと願います。ジミニー・クリケットを良心として、誘惑や困難に直面しながらも、愛と勇気の重要性を学びながら冒険します。
関連作品
- 『ピノキオ』(2022年)
- トム・ハンクスがジェペットを演じるこの実写版では、クラシックな物語に新たな息吹をもたらしています。ピノキオの冒険が現代的な視点から再解釈され、新しい世代に向けて語られます。
アドベンチャーランド編はこちら
トゥーンタウン編はこちら
ウエスタンランド・トゥモローランド編はこちら