もう一度見たくなる 映画「フォールガイ」小ネタ集

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映画「フォールガイ」小ネタ集

映画「フォールガイ」は、スタントマンと映画業界を舞台にしたアクションコメディで、多くの面白い小ネタが散りばめられています。以下は、その中から特に注目すべきトリビアを紹介します。

1. ライアン・ゴズリングの高所恐怖症

主演のライアン・ゴズリングは高所恐怖症であるにもかかわらず、映画冒頭の150フィート(約45メートル)の落下シーンを自ら演じました。これは彼のプロ意識と勇気を示すエピソードとして語り継がれるでしょう。

2. ギネス世界記録を更新

本作では、8.5回の車の横転が描かれ、これがギネス世界記録の「最も多くの横転シーン」として認定されました。劇中でもこの事実が台詞として言及されています。

3. スティーブン・スピルバーグとの偶然の出会い

ライアン・ゴズリングは、スティーブン・スピルバーグと偶然出会い、「この映画が大好きだ」と言われたそうです。ライアンは「スピルバーグがこの映画を好きだと言ってくれた。これ以上何が起きても関係ない」と感激し、この出来事を生涯のハイライトと語っています。

4. スタントダブルの活用

ゴズリングには少なくとも4人のスタントダブルがいましたが、彼自身も多くのスタントをこなしました。その中で、スタントデザイナーとしてクレジットされたクリス・オハラは、この映画においてスタントの芸術的な側面を特に強調しました。

5. 映画『メタルストーム』の影響

劇中の「メタルストーム」は、1983年の映画『Metalstorm: The Destruction of Jared-Syn』を元にしています。キャッチフレーズや衣装、砂漠のセットなどがオリジナルから引用されています。


6. 長年の開発期間

この映画は2010年から企画が進められており、トム・クルーズ、キアヌ・リーブス、ニコラス・ケイジ、ジェイソン・ステイサム、ドウェイン・ジョンソンなどがコルト・シーバース役に検討されてきました。

7. スタントマンへのオマージュ

監督のデヴィッド・リーチは、元スタントマンとして、この映画をスタント業界への「ラブレター」として制作しました。リーチを含む多くの映画制作者が、スタントに関するアカデミー賞の設立を長年求めてきましたが、現時点では実現していません。

8. 映画内映画『メタルストーム』

劇中に登場する映画『メタルストーム』は、フルムーン・エンターテインメントの作品『Metalstorm: The Destruction of Jared-Syn』に強く影響を受けています。キャッチフレーズやコスチューム、砂漠の舞台、車を使ったスタントシーンなどがオリジナルからそのまま引用されています。

9. ライアン・ゴズリングの過去の役柄とのリンク

ライアン・ゴズリングは過去にも映画『ドライブ』(2011年)でスタントマン役を演じており、今回の映画でもその経験が活かされています。

10. バック・トゥ・ザ・フューチャーへのオマージュ

クライマックスの250フィート(約76メートル)のジャンプシーン直前、車のスピードメーターが「88マイル」を示しています。これは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)でデロリアンがタイムトラベルする際のスピードと一致しています。

11. スティックノートのユーモア

トム・ライダー(アーロン・テイラー=ジョンソン)のアパートには、様々なメモが貼られています。その中には「モモアかマモアか?」というメモがあり、最終的に彼の役はジェイソン・モモアに置き換えられました。

12. 「マイアミ・バイス」への言及

コルト・シーバースが最初のスタントを語るシーンで、「マイアミ・バイス」のスタントショーでのボートジャンプを挙げます。後半で彼が偽の死を演じる際にも、同様のボートジャンプを両手を縛られた状態で行い、「マイアミ・バイス」のテーマ曲が流れます。

13. カメオ出演

映画の中盤に登場する警官役として、オリジナル版『フォールガイ』でコルト・シーバースを演じたリー・メジャースとジョディ・バンクス役のヘザー・トーマスが出演しています。

「フォールガイ」は、多くの小ネタやオマージュが詰まった映画です。これらのトリビアを知ることで、映画をさらに楽しむことができるでしょう。

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