道枝駿佑
「今夜、世界からこの恋が消えても」
「今夜、世界からこの恋が消えても」で主演を務めました。この映画では、クラスメイトに流され、同級生の日野真織に嘘の告白をした高校生・神谷透の物語が描かれます。嘘の告白にもかかわらず、真織は本気で好きにならないことを条件に告白を受け入れ、2人は付き合うことになります。しかし、やがて真織は透に、自身が一日しか記憶がもたない難病、前向性健忘を患っていることを打ち明けます。出来事を日記に記録し、読み返すことで記憶をつなぎ止める真織のために、透は一日限りの恋を積み重ねていくことになります。この切ない物語の中で、道枝は神谷透の複雑な感情と成長を繊細に演じ、その演技で観客の心を掴みました。
「青春18×2 君へと続く道」
また、道枝駿佑は「青春18×2 君へと続く道」にも出演しています。この映画では、18年前の台湾と現在の日本を舞台に、青春時代の恋とその後の再会が描かれます。高校3年生のジミーはアルバイト先で出会った4歳上の日本人バックパッカー、アミに恋心を抱きます。アミもまた、ある秘密を抱えながらもジミーにひかれていきますが、突然の帰国が決まり、彼女はジミーにある約束を提案します。
現在、人生につまずいて久々に帰郷した36歳のジミーは、かつてアミから届いたハガキを再び手に取り、あの日の約束を果たすべく日本へ旅立ちます。東京から鎌倉・長野・新潟、そしてアミの故郷・福島へと向かう道中で、彼女と過ごした日々の記憶がジミーの心によみがえります。
長尾謙杜
「岸辺露伴ルーヴルへ行く」
長尾謙杜は「岸辺露伴ルーヴルへ行く」で漫画家としてデビュー間もない若かりし露伴役を演じました。この映画は、荒木飛呂彦の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズに登場するキャラクター、岸辺露伴がルーヴル美術館で奇妙な体験をするスピンオフ作品です。彼の演技は、原作の世界観を忠実に再現しつつ、新たな魅力を加えています。
長尾謙杜の演技は、キャラクターの複雑な感情や背景を深く掘り下げ、観客に強い印象を残します。この映画での彼のパフォーマンスは、ファンのみならず、多くの映画ファンからも高く評価されています。
藤原丈一郎
「アナログ」
ビートたけしの原作を映画化した「アナログ」に出演しています。この映画は、デジタル化が進む現代社会で、アナログな手法にこだわる人々の姿を描いた物語です。藤原にとって、なにわ男子加入後初の映画出演となります。手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの悟（二宮和也）と、携帯を持たない謎めいた女性・みゆき（波瑠）が喫茶店「ピアノ」で出会い、毎週木曜日にこの場所で会うことを約束して連絡先を交換せずに関係を深めていくストーリーが展開されます。藤原は、大阪支社の後輩・島田紘也役として出演し、主演の二宮和也とは初共演となります。
島田紘也は、悟を慕う大阪支社の後輩であり、持ち前の社交力と関西弁で大阪支社のムードメーカーとして物語に彩りを添えています。藤原は、この役を見事に演じ切り、観客に強い印象を与えました。
